▲28回目を迎えた今大会にはIT関連企業8社が参加し、2日間にわたって暑い戦いを繰り広げた
ITスポーツ連盟が主催する「第28ITテニスリーグ」が3月15日(土)、3月22日(土)に開催され、IT関連企業8社によるチーム対抗戦が2日間にわたって行われた。
ITスポーツリーグは1991年に始まったIPI(Information Processing Industry)軟式野球リーグを前身とし、野球、サッカーに続いて、ITテニスリーグは2008年にスタートした。当初は数社のみが参加する大会だったが、回を重ねるごとに参加企業が増え、今大会にはIT関連企業8社がエントリーした。
ITスポーツリーグは設立当初から、IT業界で働く人々の親睦を深めることを目的に掲げているが、近年はその重要性がより増している。コロナ禍をきっかけにリモートワークが社会全体に普及し、それを支えるIT業界も当然と言うべきか、働き方の多様性が一気に加速した。そのため同じ企業で働く社員同士であっても、部署が違えばまったく会わないことも珍しくない。
ある参加者は「コロナ以降、仕事で人と会う回数が減ったので、この大会のおかげで社内のつながりを作れている」という。そのようにITテニスリーグを社内交流の場として活用するチームは多く、また過去には、参加企業同士での仕事の取引が始まるきっかけとなるなど、人や企業の輪を広げることに一役買っている。
▲2日間とも渡辺功プロによるテニスクリニックが開催され、多くの選手が参加した
【総合順位】
優勝:日鉄ソリューションズ株式会社
準優勝:日本ビジネスシステムズ株式会社
第3位:アイエックス・ナレッジ株式会社
4位:株式会社アーシャルデザイン
5位:SCSK株式会社
6位:セイコーソリューションズグループ
7位:情報技術開発株式会社
8位:株式会社フォーカスシステムズ