第2節 JBS1-1 NSSOL
【得点】36分:森太一(NSSOL)、48分:西牧蓮(JBS)
7月5日(土)に行われた第2節から王者NSSOLが登場。JBSとNSSOLはともに虎ノ門ヒルズに本社を構えており(JBSはステーションタワー、NSSOLはビジネスタワー)、両社の戦いは互いに負けられない「虎ノ門ヒルズダービー」でもある。
前回から約8カ月ぶりの再戦は、JBSのキャプテン戸塚拓磨が「0-0の状態が続くだろうなと思っている」と予想した通り、チャンスを作りながらも両GKの活躍もあってスコアレスの時間が続いた。前半のチャンスの数ではJBSが上回ったが、36分、ロングボールに抜け出したNSSOLの森太一が相手DFと競りながらシュートを流し込み、NSSOLが先に試合を動かした。
▲マッチアップを繰り広げたJBS戸塚拓磨とNSSOL矢野将伍(写真◎高野徹)
リードを許したJBSは42分、45分と立て続けに2枚替えを行い、フレッシュな選手をピッチに送り込むと、この交代策が実を結ぶ。48分、交代出場の岡村真波人が空中戦に競り勝ち、こぼれ球を拾った西牧蓮が右足でネットを揺らして同点に。結局その後はスコアが動くことはなく、前回大会で優勝を争った両チームの対戦は、痛み分けのドローに終わった。
▲こぼれ球に反応したJBSの西牧蓮が同点弾をマーク(写真◎高野徹)
第2節を終えた時点で1勝1分けのJBSが首位に立ったが、長いリーグ戦はまだ始まったばかり。夏の中断期間を挟み、第3節は9月6日(土)に行われる予定となっている。