6月7日(土)、神奈川県川崎市のフロンタウン生田で「第22回ITサッカーリーグ」の開会式と第1節が行われた。

開会式は、今大会に出場するNSSOL(日鉄ソリューションズ株式会社)、JBS(日本ビジネスシステムズ株式会社)、IKI(アイエックス・ナレッジ株式会社)の全3チームの参加のもと行われ、挨拶に立ったITスポーツリーグ副理事長の中谷彰宏氏(アイエックス・ナレッジ株式会社 代表取締役専務執行役員)は「スポーツを通じてIT業界を盛り上げるという精神のもと、皆さん頑張ってください」と述べ、選手たちにエールを送った。

▲開会式で選手たちにエールを送る中谷彰宏大会会長

（アイエックス・ナレッジ株式会社 代表取締役 専務執行役員）

▲昨年度優勝の日鉄ソリューションズ株式会社

▲昨年度2位の日本ビジネスシステムズ株式会社

▲昨年度3位のアイエックス・ナレッジ株式会社

今大会のオープニングゲームとなったIKI対JBSの第1節は、後方からのビルドアップを得意とするJBSがボールを支配し、序盤から試合を優位に進めた。10分、ロングボールに抜け出したJBSの粕谷直輝が冷静にシュートを流し込み、今大会の第1号ゴールを決めると、直後の12分には小野翔矢がミドルシュートで追加点を奪い、JBSの2点リードで前半を折り返す。

追いかける展開となったIKIは、左サイドハーフで先発した河尾俊祐を後半から前線に上げ、司令塔の村関岳志が決定機を迎えるなど何度かチャンスを作ったものの、決定力を欠いて得点には至らず。一方、後半はややペースダウンしたJBSだが、終了間際に渡邉真白がダメ押しとなる3点目を奪い、今大会の初戦を3-0で快勝した。

第1節は試合のなかったNSSOLはこの日、同会場でITリーグ選抜との交流戦を実施し、次節のJBS戦に向けて調整を行った。前回大会MVPで今年からNSSOLのキャプテンに就任した鈴木浩大は「今年も愚直に、チーム一丸となって、いつも通り1-0で勝つ。そんなサッカーを今年もできれば」と、4連覇に向けて意気込みを語った。