第32回 IPI軟式野球リーグ第1節の試合結果
2024.06.29(土) 大宮けんぽグラウンド
先端IT関連優良企業6社が、優勝の栄冠を目指す第32回IPI軟式野球リーグ大会が6月29日(土)にさいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。初戦で勝利したのは、昨シーズンの王者JBSとAAS、IKIの各チーム。JBSは9得点と打線が爆発。2年連続の優勝に向けて幸先の良いスタートを切った。また、AASは昨年競った試合を落とすことも多かったが、見事逃げ切り勝利。IKIは劇的なサヨナラ勝ちと、初戦から見どころの多い試合が続いた。
【開会式】
第1試合終了後、全6社が参加して行われた開会式。大会の連盟理事長を務める、情報技術開発株式会社・代表取締役会長の安永 登氏による挨拶では「前日の雨で、試合開催自体が危ぶまれたが素晴らしい気候となり、天気も私たちに味方してくれていると感じた。選手皆さんの元気溢れるプレイに期待したい。今年は6チームではあるが、来年以降はさらにチーム数が増加することに期待してもらいたい」と挨拶。やる気にみなぎる選手達を激励した。また、選手代表として昨年優勝のJBSから主将・石黒允規選手が選手宣誓。自身らの所属するIT業界の現状と野球のプレイをかけあわせた見事な宣誓で、会場を盛り上げた。
【SRA 2 – 5 AAS】
山本(慈)、宮﨑の鉄壁継投!参入2年目のAASが優勝に向けて好発進
先制したのはAAS。2回に、5番の山本(慈)がサードへの内野安打で出塁すると、続く笹原も死球で出塁。チャンスを作ると、捕手後逸の間に1死二・三塁とする。その後2者連続三振で倒れ、9番東も三振と三者連続三振でピンチを乗り切ったかにみえたが、まさかの振り逃げとなりその間に1点を先制する。AASはさらに3回に山本(勇)のタイムリーで1点、4回には押し出しなどで3点を追加する。不運な形でリードを許してしまったSRAは、4回に封殺プレイの間に1点、最終回に氏原の犠牲フライで1点を返したものの追いつけず。2-5でAASが開幕戦勝利を飾った。
一球速報:https://baseball.omyutech.com/CupHomePageSeiseki.action?gameId=20241001824
【JBS 9 – 1 SCSK】
一番ヶ瀬、寺島のによる衝撃のバック・トゥ・バックで勝負あり! JBS連覇に向け視界良好
試合が動いたのは2回。JBSは本山が四球で出塁すると、すかさず二盗・三盗を決め無死・三塁のチャンスを演出。続く井口がフルカウントからレフトへタイムリー2ベースを放ち先制する。その後もSCSK投手陣の制球が定まらないうちに四球を選び走者をためると、寺島がライト前にタイムリーを放ち、送球エラーなども重なり4点を追加。一気に5点を先制し試合を優位に展開する。最終回となった6回には、一番ヶ瀬と寺島が二者連続本塁打を放ち3点を追加して勝負あり。9-1でJBSが連覇に向け順調なスタートをきった。散発3安打と打線が繋がらなかったSCSK、次週以降打線の奮起に期待したい。
一球速報:https://baseball.omyutech.com/CupHomePageSeiseki.action?gameId=20242903893
【TDI 5 – 6☓ IKI】
「代打オレ」が大成功!監督・清水のサヨナラ打でIKIが逆転勝利
IKIは初回、牧野、堀江が連続四死球で出塁すると2死から小野がセンターへのタイムリー2ベースを放ち1点を先制すると、2回にも藤平のタイムリー3ベースなどで3点を追加し上手く打線が機能する。しかし、3回TDIは新のランニングホームランで2点を返すと、4回には篠島のタイムリー、新のこの日2本目となるタイムリーなどで3点を追加し逆転、試合を一気にひっくり返す。このままTDIに流れが傾きそうな展開の中、IKIは4回の裏に堀江がレフトフェンスを超える豪快な一発を放ちすかさず同点に追いつくと、ドラマは最終回に待っていた。TDIの攻撃を0に抑え負けがなくなったIKIは、池谷が相手の失策で出塁すると続く代打・山田も四球で出塁。そして、この日タイムリーを放った藤平に代わって監督の清水が代打で登場すると、フルカウントから見事センターへタイムリーを放ちIKIが見事サヨナラ勝ちをおさめた。
一球速報:https://baseball.omyutech.com/CupHomePageSeiseki.action?gameId=20244429808