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  • 2025/09/26 試合結果
  • 【試合結果】9月20日(土)第33回 IPI軟式野球リーグ 第5節

【試合結果】9月20日(土)第33回 IPI軟式野球リーグ 最終節

 

先端IT関連優良企業6社が、優勝の栄冠を目指す第33回IPI軟式野球リーグ大会最終節が9月20日(土)に横浜スタジアムで行われた。各チームがそれぞれ負けられない注目の一戦は、第一試合から波乱の展開に。

 

今季未勝利同士の対決となったSCSK対IKIは、IKIが先制しながらも最終回にSCSKが怒涛の粘りで引き分けに。また、同率順位のライバルTDI対AASの対決はAASが見事な逆転勝ちで2位が確定。そして、優勝決定戦となったJBS対SRAの一戦はJBS自慢の打線が爆発し11得点で圧勝。3年連続の優勝を果たした。

▲リーグ記録タイとなる3連覇を果たしたJBSナイン

 

SCSK対IKI

4-4

IKI勝利目前も…SCSK粘りの終盤反撃でドローに持ち込む!

 

今季ここまで勝利のなかった両チームによる一戦は、2回まで両軍無安打の緊迫した立ち上がり。互いの先発がテンポよく打者を打ち取り、投手戦の様相を呈する展開となった。試合が動いたのは3回裏。IKIは9番秋元がこの試合初ヒットとなる中前打で出塁すると、巧みな走塁で盗塁・捕逸・暴投を絡めて三塁へ進塁。1番小野も四球で出塁し、再び盗塁を成功させて無死二・三塁のチャンスを作る。ここで2番冨屋が内野ゴロの間に三塁走者を還して先制。さらに続く河本の内野ゴロでももう1点を加え、この回一挙3点を先制した。なんとか反撃したいSCSKは5回表、9番湯澤がチーム初安打を放つと、1番井上も右前打で続き、無死一・三塁のチャンスを作る。続く渡部の四球で無死満塁とすると、田邊が押し出し四球で1点を返す。さらに内野ゴロの間に2点を加え、1点差に迫る粘りを見せた。そして迎えた最終回、SCSKが執念を見せる。1死から田邊が中前打で出塁すると、川野が左前適時打を放ち同点に追いつく。その裏、IKIも先頭の秋元が四球で出塁しサヨナラのチャンスを作ったが、後続が倒れ得点には至らず、大会規定により4-4の引き分けとなった。

▲最終回に起死回生の同点タイムリーヒットを放つSCSK川野選手

 

DIS対FSAS

2-15

15安打打線爆発圧勝!スタメン全員出塁のFSASがDISに大勝

リーグ未参加チームによる交流戦となったこの試合。DISは坂井が先発するも、初回に内野の失策と制球難から4四球・1失策・1適時二塁打で一挙6失点。FSAS前田の走者一掃二塁打もあり、早くも試合の流れはFSASへ。2回も同様に坂井の四球と暴投、吉井の適時内野安打、相手守備のミスが絡みさらに3点を追加し9-0。DISはここでバッテリーを入れ替え2番手の藤井が登板するが、勢いは止まらなかった。4回にも四死球・失策に加え、石澤、加藤のタイムリーで一挙6得点。この回までで15-0と圧倒した。DISは5回表、四球と死球で無死満塁とし、志賀の押し出し四球、暴投による得点で2点を返すも反撃はここまで。最後は石井の右飛で試合終了。大会規定の時間制限により5回15-2でFSASが勝利となった。

▲投打の活躍でMIP賞に輝いたFSASの前田選手

 

 

TDI対AAS

2-5

同率順位のライバル対決!TDIが先制もAASが見事な逆転劇で2位以上確定

同一成績同士の戦いとなったTDIとAASの一戦は、互いに勝利を渇望する中、序盤から丁寧な投手戦で幕を開けた。試合が動いたのは4回表、TDIは福田の遊内野安打を足がかりに、鈴木の右前打で一死一・三塁とすると、池田の中犠飛で先制に成功する。しかし、その裏すぐにAASが反撃に転じる。吉原が中越え二塁打で出塁、大場の遊ゴロを相手が失策して無死一・二塁とすると、宮﨑の左中間適時二塁打で一気に逆転。さらに藤波の中適時二塁打で1点を追加、この回3点を奪って主導権を一気に奪い返した。5回裏には、大場がレフト前へ適時打を放ち1点、6回には片岡の左越え三塁打と、直後の暴投でさらに1点を加え、リードを4点差に広げる。なんとか逆転したいTDIは最終7回表、四球と中前打で一死二・三塁とすると、代打・齋藤がセンター前に弾き返し、1点を返してなお一・三塁のチャンス。一打同点の場面を作ったが、続く新、松本が凡退しゲームセット。AASが5-2で逃げ切り勝利を収めた。

▲4回裏に逆転打を放つAASの宮崎選手

 

 

JBS対SRA

11-1

初回6得点の猛攻で圧倒!JBSが3年連続の優勝を決める

試合は初回から大きく動いた。JBSは先頭・寺島が見逃し三振に倒れるも、2番勝俣のバントヒットからリズムをつかむ。牽制悪送球で二塁へ進むと、3番鳴海、4番間中の連続四球で満塁のチャンス。ここで5番石黒が左前タイムリーで先制点を奪うと、6番古武、8番一番ヶ瀬の押し出し四球と暴投で一挙4点。さらに1番寺島が再び打席に立ち、右中間を破る2点適時二塁打を放ち、初回だけで6点を奪取した。JBS先発の寺島は初回から安定感を見せ、SRA打線をテンポ良く抑える。3回まで毎回のように凡打の山を築き、相手に付け入る隙を与えない。4回裏に1死一三塁から氏原の中前タイムリーで1点を失うも、動揺することなく後続を断った。最終的には5回1失点、球数77球と無四球の好投を見せ、試合を支配した。一方のSRAは、初回の大量失点が重くのしかかる展開となった。4回裏には氏原の中前適時打で意地の1点を返したが、その後は再び打線が沈黙。反撃の糸口を見出せないまま、5回以降は3イニング連続で得点圏に走者を置きながらも無得点となり11-1でJBSが勝利。これにより、JBSが3年連続の優勝を決めた。

▲5回1失点無四死球の好投で優勝に貢献したJBS寺島選手