【第33回IPI軟式野球リーグ/第二節】JBS、TDIが2連勝!SRAが今季初勝利を飾る
先端IT関連優良企業6社が、優勝の栄冠を目指す第33回IPI軟式野球リーグ大会第二節が7月12日(土)に大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森で行われたグラウンドで行われた。
連勝すれば、優勝に大きく近づく第二節。勝利したのはTDI、JBS、SRAの各チーム。TDIは初戦に続き緊迫した投手戦を制し勝利、3連覇を狙うJBSは最終回に劇的なサヨナラで勝利し見事2連勝を飾り優勝に大きく近づいた。また、SRAは2本のランニングホームランが出るなど打線が爆発し今季初勝利となった。
絶体絶命のピンチにも動じない、新の見事な“火消し”でTDIが2連勝!
TDI対IKI
1-0
TDI対IKIの一戦は、初回から両先発がテンポ良く打者を打ち取る投手戦となったIKI・長谷川、TDI島田ともに走者を出すものの、要所を抑えるピッチングが続く中試合が動いたのは5回。TDIは9番の野尻が四球で出塁、捕手の悪送球の間に一気に三塁を陥れると続く早崎がフルカウントからの7球目を打ちレフトフライに。これを左翼手がまさかの落球。TDIが1点を先制する。追いつきたいIKIだったが、好投を続ける島田の前になかなかチャンスを作れず、試合は最終回へ。1点差の中サヨナラを狙うIKIは1死から長谷川が右二塁打で出塁すると、池谷、清水と連続四球で1死満塁のチャンスを作る。ここでTDIは島田に代えて、初戦でも好リリーフをみせた新をマウンドへ送る。一打サヨナラの絶対的なピンチの中、新は藤田を三飛、斎藤を遊ゴロに抑える見事な火消しをみせゲームセット。TDIは初戦に続き、投手力を活かす形で1点差ゲームをものにし2連勝を飾った。
▲2試合連続完封リレーの土台を作ったTDI先発の島田崚助投手
エース寺島119球の熱投に打線が奮起!佐藤のサヨナラ打でJBS が2連勝
AAS対JBS
3-4
初戦白星発進となったAAS対JBSの一戦。1回、AASは3つの盗塁と宮﨑雄介の右前2点適時打で幸先よく2点を先制。3回にも再び宮﨑がタイムリーを放つなどクリーンナップが見事に期待に応える。一方のJBSも初回、間中一樹の中前適時打ですぐに1点を返すと、6回には鳴海の出塁を皮切りに、再び間中が左犠飛を放ち1点差に迫る。両チームの主砲同士が少ないチャンスの中点を重ねる好ゲームとなったが、ドラマは最終回に待っていた。7回表、ビハインドながら好投を続けるJBS寺島がAAS打線をなんとか0に抑える。するとその裏、JBSは代わった片岡優大から四死球と内野安打で2死満塁のチャンスを演出。最後は2番佐藤が初球を捉えると、打球は中堅を抜ける劇的な逆転サヨナラ2点タイムリーとなりゲームセット。王者JBSが土壇場で試合をひっくり返し、熱戦に終止符を打った。
▲7回裏にサヨナラ適時打を放つJBSの佐藤一輝選手
▲殊勲者の佐藤一輝選手を笑顔で迎えるJBSナイン
梶原、氏原のホームランなどで初回6点の猛攻! SRAが今季初勝利
SCSK対SRA
1-10
ともに初白星を狙う両チームの試合は、初回から波乱の幕開けとなった。1回の表、SCSKは渡部、稗田が四球で出塁するもSRA先発の末光が落ち着いた投球で抑え無失点に抑える。するとその裏、SRAは打線が大爆発。先頭の末光が左中間を破る三塁打で口火を切ると、3番梶原、8番氏原がランニングホームランを放つなど、打者一巡の猛攻で一挙6点を先制する。投げては末松が4回1失点としっかりと試合を作り上げると、2番手の丸岡も3回無失点のパーフェクトリリーフでSCSK打線を封じ込め1-10で今季初勝利をあげた。敗れたSCSKは、4番の谷が猛打賞、5番の内堀がマルチ安打と中軸に当たりはでていたものの、打線がうまく機能せず。先発の筒井は徐々に立ち直ったものの、初回のビッグイニングが大きく響き今季初勝利とはならなかった。
▲今大会リーグ第1号の本塁打を放ったSRAの梶原龍馬選手